明日もきっと、朝はパン

嘘は書かないようにしてる

カジャラ

ああなんだろう、昨日、カジャラを観た

 

お金を払っての観劇って初めてで。

 

照明が落ちた瞬間の世界に吸い込まれて、

 

流れてきた音楽が世界を作り始めて、

 

パッとスポットライトが当たる。

 

そこはもうね、さっきいた現実とは違うの。

 

演者が声を出す。
それが思ったより大きくて、身震いする。

 

その瞬間、観客が集中するわけです。期待の目でね。

 

ちょっとだけピリッとした空気の中、話し続ける演者と初めての笑い声。

 

これで全てのスイッチが入るんだ。

 

多分一発目のネタを何にするかってすごく重要だと思う。

 

一度笑い出すと止まらない。

 

増える、増える、笑いが増える。

 

すると段々、さっきまで同じタイミングで笑ってた人たちが、自分のペースで笑い始める。

 

それがまた良いんだ。みんな笑いどころがちょっと違ったりして。

 

なーんて考えたり、考えるのも忘れて笑っていたら、気づいたら終わってた。

 

笑いを作るってすごい。

 

それに期待して、お金を払う。

 

こんな幸せな買い物があるだろうか。

 

できればまた行きたい。というか行く。

 


カジャラ#3 働けど 働けど