でもイケメンはいいですよね
百均って、これ誰が買うの??みたいな商品たまにあるじゃないですか。隅っこの方とかに。
多分仕入れても購入されるのは一つか二つで。
かと言って便利雑貨店としては一応置いておかなきゃみたいなね。
でもその一つか二つを買う人は、百均なら置いてあるだろうって信じてくるわけですよ。
バズらないし、儲からない。
それでもやっぱり誰かに必要とされるから置いておく。
一方で、百円なのに質がいい!!と話題になって、沢山の人が買っていく品物もある。
これを、売れ筋商品と言います。
いろんな人が認めて、求めにくる。
人間も結局、そういう存在に憧れてしまう。
だって、やっぱり羨ましいし。
せっかく生まれたならチヤホヤされたいし。
なんだか長くなりそうなので、ここらで紅茶でも淹れてくださいね。
居るだけで、チヤホヤされる人って一定数いるじゃないですか。
容姿にしても、根っからの明るさにしても。
人の腹から生まれてきたっていうのは一緒なのに。
あの人たち、お腹の中で徳でも積んだんですか?
同じ条件で同じ世界に生まれて、扱いが違う。
ずーっとこれ、"不公平"って思ってました。
いいなーって。
ずるいなーって。
深く考えずに楽しくいられて、可愛くて(カッコよくて)。
そりゃ妬みますわね。
人は人だし、自分は自分。
こんな当たり前のこと、小学生の時から聞かされてるのに。
でも、妬むってことは自分がそこに価値を置いているってことですよね。
美人をうらやましいと思うのは、容姿が価値のあるものだと思っているから。
だからこの、"価値"の位置を変えてみようと最近模索してます。
本当に自分が必要としているもの=価値
だとしたら、握りしめた100円は、売れ筋商品ではなくて、百均の隅の商品を買うのだと思う。
それから自分の"価値"がどこにあるのか知ること。
誰かが求めた価値に、いつか私の価値が合わさって、
ここならあるだろうと、ようやく一つを手に入れる。
だからどうか、私ももう少しこの世界に置かせてほしい。
バズらなくても、儲からなくても。
この答えが正しいのか正しくないのかは分からないけど、ひと通り書いてみたらモヤモヤが少し晴れたので、今はこれで良いんだと思います。
百均ウロウロしてすみませんでした。